2024年4月28日日曜日

チョコは糖尿病によく効く、ヘモグロビンA1cがこんなに下がった / 栗原 毅


医者の栗原 毅さんが書かれた本「チョコは糖尿病によく効く、ヘモグロビンA1cがこんなに下がった」を読みました。

書評、感想を書きます。




まず栗原 毅さんの簡単なプロフィールは下記になります。

1951年、新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。前東京女子医科大学教授、前慶應義塾大学大学院教授。現在は栗原クリニック東京・日本橋院長を務める。日本肝臓学会専門医。治療だけでなく予防にも力を入れている。





まず大前提としてチョコレートは

カカオポリフェノールの健康的な効果から、

長寿や一般的な健康のために良いとはよく聞きますけど、

糖尿病とは逆のイメージだったんでね、

やっぱり糖質の多いチョコレートは糖尿病予防、改善には縁のない話かなと思っていたんですが、

そうでもないみたいなのでチョコレートは適量を定期的に食べていきたいなと思いました。

でもやっぱり運動も同じくらい大事だと思うんでね。

運動も頑張りたいですよ。





それで父が糖尿病予備軍で食事制限をしていて、

糖尿病になりやすいDNAを持つものとして興味を持ってこの本を手に取りました。

一応、印象に残ったところを箇条書きさせてもらいます。




*食べる順番と食物繊維について

食物繊維は急な血統の上昇を防いでくれます。

なので食事のときの食べる順番は食物繊維が多い野菜、海藻、きのこを先に食べるとよく言われます。

実はチョコレートも




*ヘモグロビンA1Cを6.0未満に維持することが大事

糖尿病では過去1~2か月間の血糖値の平均を示す「ヘモグロビンA1C」の数値を

見ることが大事だそうです。





*チョコレートは体に大切なミネラル、カリウム、カルシウム、リン、マグネシウム、亜鉛が豊富

チョコレートにはビタミンEだけなくミネラルが豊富とのことです。

亜鉛が豊富というのは知らなかったです。

亜鉛は子どもが身長を伸ばすのに大事と言われたり、

味覚の維持に大事だったり、男性や女性の両方に性的な機能の維持にも大事と言われますね。

小さい子どもにチョコレートはよくないとは言われますが、

2歳くらいから少量ずつ食べてもらうのは良いのではないかと思いました。

(日本でよく言われるのは子ども、赤ちゃんは3歳くらいからが目安ですね。)





*チョコレートはインスリンの働きを良くする

アメリカの1つの研究ではダークチョコレートを食べると、

食べていない人と比較して

インスリンの抵抗性は低くなり、感受性が高まっているという研究があるそうです。





*盲目的なカロリー制限は危険

カロリーだけ見ているとチョコレートは間違いなく高カロリー食品で

敬遠されてしまいますが、

チョコレートは糖尿病を含め様々な病気、生活習慣病への予防、改善の効果が言われていて、

それを理由にチョコレートを敬遠してしまうのは誤りと書かれていました。

また厳しい食事療法はストレスの源となってしまい、

ストレスは血糖値を上げる作用がある、

チョコレートはストレス解消作用があるということも書かれていました。





印象に残った点は以上です。

こういう食事本を見ると、そればっかり食べることに力が入ってしまいますが、

人間は生きてたら多かれ少なかれ食べるんですから、

食事はバランスよくして

運動に力を入れることが大事なんじゃないかと思います。

仕事で身体を動かす人は良いですけど、

主に仕事がデスクワークの方はまず運動をどうするか考えたいですね。(自分を含む)



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