下手 公一さんというお医者さんが書かれたダイエット本
「漢方医が教えてくれたズルしてもヤセる秘密の食べ方」を読みました。
糖質制限をベースに、漢方の効能を活かしたダイエットを提案されています。
以下、ためになったポイントを箇条書きします。
*食べてもよいおやつ→ガム、枝豆、ゆで卵、乳製品(ヨーグルトやチーズなど)、ゼリー、スルメ、ささかま、ちくわ
↑基本的に糖質を多く含むものは食べすぎるとよくないですが、やはり我々人間ですので時にはおやつも食べないと生きていけませんので、そうゆう意味での食べてもよいです。
*GI値(グリセミック指数)とは、各食品を摂取したときの血糖値の上昇度合いを数値化したもの。この数値が高ければ高いほど体内に吸収されるスピードが速い。GI値が高いうどん・ごはんを控えると食欲をコントロールしやすくなる。
ちなみに主な食品のGI値は以下の通り。
ごはん→84
おかゆ→57
玄米→56
食パン→91
うどん→80
スパゲティ→65
そば→59
にんじん→80
トマト→30
しいたけ→28
キャベツ→26
こんにゃく→24
豆腐→42
納豆→33
牛乳→25
プロセスチーズ→31
ヨーグルト→25
(↑ただしプレーンヨーグルトです。砂糖がガッチリ入ってたら話が変わってきます。)
*漢方はダイエットの最高のパートナー
下手 公一さんが肥満やむくみで悩む人に処方するものは以下の生薬だそうです。
麻黄、桂皮、乾姜、蘇葉、茯苓、牡蠣、山薬
市販薬で代用するなら、
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)がおすすめとのことです。
↑防風通聖散
↑越婢加朮湯
以上です。
本全体の感想としては、
タイトルに漢方医とうたっている割には、
漢方薬に関する記載がかなりあっさりしているような気がしました。
どっちかというと、漢方薬より糖質制限に関する記述が多いです。