印象に残った点を箇条書きしていきます。
■脳がエネルギー源として利用できるのはブドウ糖だけという常識は、まったく根拠がない間違ったものだった。
■肝臓が溜め込んでいるブドウ糖を使い切ったとき、肝臓はブドウ糖に代わるエネルギー源として、体の中にある脂肪からケトン体をつくります。
■ケトン体質になれば
→アンチエイジングにも効果を発揮する(ケトン体がつくられているときに長寿遺伝子がスイッチオンになっている)
→食欲に振り回されなくなる。食後の眠気に悩まされなくなる
→認知症の予防や改善につながる
■カロリー制限が長寿につながるのは「糖質の摂取量が減ってケトン体がつくられやすくなる」「長寿遺伝子が活性化してケトン体がよりつくられやすくなる」という可能性が考えられる。
■テニスのジョコビッチ選手は小麦を食べるのをやめて、成績を飛躍させた。
■ココナッツオイルを摂取すると認知機能が改善することは、アメリカのメアリー・T・ニューポート博士の著書で明らかにされている。
ケトン体食事法はTBSテレビ「世界ふしぎ発見」でも取り上げられたみたいですね。
2016年はケトン体という言葉を聞く機会が増えそうです。
【健康診断で肝臓が要精密検査】
返信削除最近、受けた健康診断で肝臓の数値で「総ビリルビン」が1.9で要精密検査になってしまいました。まずは酒を減らすことから考えていきたいと思います。
肝臓の機能を示す数値として有名なガンマGTPは33で、基準値の50を大きく下回っていて、良いと思ったんですけどね。3日間くらい禁酒するのを何回かしないといけないなと思っています。晩の楽しみが無くなるけど、代わりに何か考えよう。肝臓を休ませます。